【聖霊降臨節第14主日礼拝】 8月26日(日)午前10時半
第一コリントによる説教「神の前に立つ備え」 牧師 佐藤誠司
聖書:詩編90編1〜17節・第一コリント7章25〜40節
第一コリントの7章でパウロは結婚について語っています。コリント教会の人々が結婚の是非についてパウロに教えを乞うたのです。その中に、注目すべき表現があります。36節です。これはおそらく、当時キリスト者の間で行われていた霊的結婚について言われたものであろうと思われます。キリスト者の男女が互いに誓約を交わし、性的関係を持たないまま祈りの共同生活を送るものです。パウロは、もし誓約にふさわしくない振舞いに心が動いて自分を抑制できないなら、肉体的結婚に入っても罪にはならないと教えます。「霊的結婚」なんて結婚ではないと思われるかも知れません。しかし、ここには現代人が忘れている結婚の一面が生き生きと語られているのではないかと思います。パウロにとって結婚とは祈りの一つの形であり、神の前に立つ備えを二人で行うことだったのです。パウロの目は、結婚そのものにではなく、結婚が目指す一点に注がれています。それはやがて到来する神の御国です。だからパウロは言います。「この世の有様は過ぎ去る」。喜びも悲しみも、この世の富も結婚も、すべて過ぎ去る。私たちの「時」そのものが過ぎ去るのです。しかし、過ぎ去らないものが、一つだけある。それが神の国であり、その完成に向かって神の時は満ちていくのです。だから、過ぎ去る時を、よく用いなさい。神の栄光を現すために用いて、神の前に立つ備えをしなさい。神はその歩みを必ず祝福してくださいます。今週も主の恵みと平安があるように祈ります。
【予告】
○次週の主日礼拝 9月2日(日)午前10時半
説教「知識の人か、愛の人か」
聖書:詩編122編1〜9節・第一コリント8章1〜13節
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