聖霊降臨節第20主日礼拝 10月7日(日)午前10時半
第一コリントによる説教「一つの体となるために」 牧師 佐藤誠司
聖書:詩編23編1〜6節・第一コリント10章14〜22節
使徒パウロは晴れやかに叫ぶような語調で言います。「神は真実な方!」。
「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます」。
「逃れる道」とはどんな道でしょうか? 試練に遭わずに済む道のことでしょうか? 違います。神様は信じる者にそんな都合の良い道を用意されたりはしません。この道でも試練に遭うのです。しかし、試練の只中で「神の真実」がハッキリと見えてくる道がある。それをパウロは「逃れる道」と呼ぶのです。では、神の真実とは何か? さらに言えば、イエス・キリストにおいて現された神の真実とは何か? パウロはここで主の食卓について語り始めます。
「わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか」。
この「あずかる」という所にパウロが使った言葉は「コイノーニア」。「交わり」を意味する言葉ですが、もともとは「一つのものを分け合う」という意味がありました。動物が獲物を分け合うのではありません。食卓の主が私たち一人一人の名を呼び招いてくださり、命の恵みを分け与えてくださる。その時その場に生まれる主にある交わりをパウロは「コイノーニア」と呼んだのです。この恵みが私たちを主にあって一つの体にします。ここに立つときにハッキリと見えてくる。神の真実が見えてくるのです。私たちも今、この食卓に招かれています。この招きに応えるところから1週間の歩みを始めましょう。主にある一歩を踏み出しましょう、ご一緒に。今週も恵みと平安があるよう祈ります。
【予告】
○次週の主日礼拝 10月14日(日)午前10時半
説教「すべて神の栄光ために」
聖書:詩編24編1〜10節・第一コリント10章23〜33節
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