【待降節第3主日礼拝】 12月16日(日)午前10時半
第一コリントによる説教「あなたがたはキリストの体」 牧師 佐藤誠司
聖書:詩編127編1〜5節・第一コリント書12章12〜31節
アドヴェント・クランツに3本目の灯りが点って、私たちはこの朝、待降節の第三の主日を迎えました。この日、私たちに与えられた御言葉は詩127編と第一コリント12章の言葉です。詩編は歌います。
「主御自身が建ててくださるのでなければ、家を建てる人の労苦はむなしい」。
主御自身が建て上げてくださる家があるのです。それはどのような家なのでしょうか? パウロはコリント教会の人々に聖霊の賜物について述べてきましたが、ここでそれは一つの頂点に達します。パウロはこう言うのです。
「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」
「メンバー」という言葉があります。「組織の一員」という意味に理解されることが多い英単語ですが、これはもともと「組織の一員」という意味はありません。じゃあ、どういう意味かというと「体の一部」という意味で、今日の第一コリントの箇所から生まれた言葉なのです。ここから転じて、このメンバーという言葉は「教会員」を表すようになった。ですから「メンバー」の本家本元は教会員なのです。ここから解るのは、教会員とは「組織の一員」などでは決してなく、「体の一部」だということです。しかも、これはただの体ではない。「キリストの体なのだ」とパウロは確信をもって言うのです。パウロの言葉使いを注意深く見てください。「キリストの体のようだ」ではない、そういう「ものの例え」ではなく、ハッキリと「あなたがたはキリストの体なのだ」と言っている。そしてあなたがたの一人一人はこの体の一部なのだと明言しているのです。パウロは何を語っているのでしょうか? パウロはここで教会の理想像を語っているのではないのです。「教会はキリストの体であるべきだ」などと言っているのではない。教会の理想ではなく、現実の姿を語っている。パウロは私たち教会とキリスト者の現実の姿を語っている。聖霊が開いてくださった信仰の目から見れば、これが私たちの現実の姿ではないかと言うのです。それが今日の御言葉の急所です。だから、これは何度繰り返したって良い。これさえ語れば、あとは黙していても良い。
「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」
“Now you are the body of Christ and individually members of it.”
では、人はどうすればキリストの体のメンバーにしていただけるのか? 洗礼なのです。洗礼という扉を通って、人はキリスト者となり、キリストの体のメンバーになるのです。そしてこの扉はどなたにも開かれているのです。今週も主の祝福が豊かにありますよう、またご一緒にクリスマスを祝えますよう、心から祈ります。
【予告】
○次週の主日礼拝 12月23日(日)午前10時半 待降節第4主日 クリスマス礼拝
第一コリントによる説教「愛―最も大いなるもの」
聖書:ホセア書11章8〜9節・第一コリント13章1〜13節
洗礼式・幼児洗礼式・聖餐式が行われます。
礼拝に引き続き受洗者歓迎会とクリスマス祝会を行います。
○教会玄関ホールにクリスマス・ツリーが立って2週間。子供たち、そして教会の大人たちが持参したオーナメントが少しずつ飾られて、装いを新たにしています。皆さん、礼拝に来られる際に一つずつオーナメントをお持ちくださって、飾ってください。手作りツリーを完成させてクリスマスを祝いましょう。
○クリスマス・イヴ讃美礼拝 12月24日(月)午後5時
終了後、香林坊109前で街角カロルを行います。
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